愛され体質レシピ

自分に愛される、彼に愛されるレシピ本。

あなたの中の豊かさって何ですか?あなたの中の幸せってなんですか?

自身が設計を任された名古屋近郊のベッドタウン高蔵寺ニュータウンに夫婦で50年間暮らす90歳の夫・修一さんと、敷地内の雑木林で育てた野菜や果物で得意の料理を手がける87歳の妻・英子さんの津端夫婦。敗戦から高度成長期を経て、現在に至るまでの津端夫婦の生活から、日本人があきらめてしまった、本当の豊かさを見つめなおす。

(映画.comより)

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世の中にまだ、こんなにゆったりした

時間の流れがあったんだ。

 

「人生フルーツ」

という映画をみて最初に思ったことだった。

 

 

経済社会、スピード勝負の世の中で身体や心が悲鳴をあげてる人間がどれだけいるだろうか。

『こつこつ、ゆっくり。人生フルーツ』

『手間ひまかけた先に見えてくるものがある』

日本人が忘れてしまった、
日本人に合った暮らしがソコにはあった。

 

アジの開きを天日干ししたり

自分たちで蒸してベーコンを作ったり

障子を張り替えたり

なんでも自分達でこなしてしまう姿をみて

わたしたちも何でもできるんだなと元気をもらえる反面、

今のわたしたちは機械や道具に頼りすぎて

『人間そのもの』でできることって

ものすごく少ないんじゃないかって。

だって炊飯器1つなくなったらご飯も炊けないし、

電子レンジなんてなくなった日には発狂する人達が何万人と出てくるはずだ。

今さら全てを昔のように戻す必要はないけれど

それだけ便利になった反面

本当の豊かさが何なのかもう一度問いかける必要があるんじゃないのかな。

 

どれだけお金があっても

どれだけコミュニティが広くても

ココロが寂しかったらそれは豊かと言えるのかな。

お金がなくても

コミュニティが狭くても

ココロが幸せだったらそれって豊かなんじゃないのかな。

 

豊かさの基準は人それぞれなんだろうけど。

でも、仕事にがんばりすぎて心が壊れてしまった人たちの話をたくさん聞いたり

逆に人のあたたかさや自然に触れて心が癒されることを感じると

自分の中の豊かさっていうのはこういうものなんだってだんだん明確になってきて。

 

わたしはやっぱり「自然」がすごく好きだし

自然とどう共存していくのかが

人間らしい生活には欠かせないんじゃないかって。

 

あなたの中の豊かさって何ですか?

あなたの中の幸せって何ですか? 

 

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